みなさんこんにちは!
母乳育児で子どもの体重が増えなさすぎ→増えすぎ→増えなさすぎと繰り返して、母乳育児迷子になっているひびのいとです。
今日は前回の続きで私が経験した混合栄養から完全母乳への切替について〜その2〜です。うまくいっていると思っていたミルク減量が全然うまくいっていなかった話です。
母乳育児は十人十色でその方その方によって状況は異なります。心配事は信頼できる助産師さんに相談することをオススメします。
私の体験談はただひとつの体験として、同じように悩んでいるママさんの参考に少しでもなれば嬉しいです^^
生後2ヶ月半頃の体重変化の結果
前回生後2ヶ月の体重推移の結果を受け、産後ケアのショートステイの時に母乳育児相談させてもらって↓の状況で様子を見ていました。
- 授乳回数 7〜8回(左右合計で約10〜15分くらい)
- ミルク回数 母乳後の足しミルク3〜4回
- ミルク量 1日約300ml(日中は40ml〜60mlを0〜1回、夜間は80mlを3回ほど)
子どもの様子は元気で機嫌良く過ごしていました。特にグズってグズって仕方ないという日はなく、この頃にはまとまって長く寝てくれるようになっていました。
赤ちゃん訪問の体重測定から2週間ほど経って、体重の増え方は大丈夫なのか心配だったので地域の無料で行われている乳幼児健康相談で助産師さんに相談できる機会があり、そこで体重測定と今後の進め方について相談することにしました。
結果は…1日当たり3gしか増えていない 平均値を遥かに下回る増えなさすぎでした。。
今回の結果の原因
これまでの状況を助産師さんに詳しく伝え、今回の増えなさすぎはおそらく…
まとまって寝てくれるようになったことで授乳回数が減ったこと、それに加えミルクを急激に半分まで減らしてしまったことで1日の母乳+ミルクの量が大きく減ったことが原因とのことでした。
ミルクを減らした時には赤ちゃんはお腹が空いて泣く回数が増え、その度に母乳をあげることで必然的に授乳回数が増えるはずだったのですが、うちの子どもの場合、泣く回数が増えるということはなかったのです…吐き戻しもあったのでもともと少し飲ませすぎだったことも影響していたのかもしれません。
赤ちゃん訪問の保健師(助産師)さんからも産後ケアの助産師さんからも「泣いたら母乳」と言われていたので、その通りにしてきたのですが、きっと赤ちゃん訪問の保健師(助産師)さんも産後ケアの助産師さんもミルクを減らした分、母乳の回数が増えることを見込んで「泣いたら母乳」と言われたのだろうとのことでした。。
「泣いたら母乳」という言葉の裏にはそのようなことが含まれていたんだ…
今回の助産師さんによれば、病気など何もなくてもその子の個性としてたくさん泣く子もいれば、私の子どものようにそんなに泣かない子どももいる。だから安易に「泣いたら母乳」は少し注意しなければいけないと教わりました。
今後の対策
ミルクを1日500mlから300mlに減らして生後2ヶ月半の体重測定だったのですが、助産師さんから「ミルクを減らした時にはその分をキープするために母乳の回数を増やさなければいけない。
何回増やすかは、母乳1回分の大体の量を測って減らした分のミルク量をキープするには何回授乳が必要かを考える」と教わり、授乳前と授乳後の子どもの体重をスケールで測ってもらいました。
「母乳量を測る時は、今回はたくさん飲んでいたな とか 今回は少ししか飲んでいなかったな などママさんがその感覚をしっかりつかんで測ることが大事。もし今回 少ししか飲んでいない時だったら、少しの時でもこのくらいの量を飲んでいるんだと知ることでき、たくさん飲んだ時はこの量よりももっと飲んでいると推測できるようになるよ」と助産師さんからのアドバイス…
数字だけ見て一喜一憂しなくても大丈夫!感覚をつかむ方が大事なんだ!と思うと体重測定も怖くなくなりました。
測ってみた結果、私は母乳の回数をあと3回追加することにしました。
授乳一回の時間が左右合計で10分〜15分ほどで左右一回ずつだったのですが、赤ちゃんがゴックンゴックン飲んでいる時とアムアムしている時があり、1回の授乳のうち半分くらいはアムアムしていました。。
実はアムアムしている時は母乳を飲んでいないらしく…アムアムし始めたら、もう片方に移して1回の授乳で左右2往復や3往復しても良いとのことで早速そのやり方に変更しました。
母乳の良く出る時間帯に飲ませることも大事と聞き、夜間は泣いたら母乳+ミルク80mlで3回飲ませていたのですが、母乳の良く出る時間帯に自然に赤ちゃんが欲しがるようにミルクの量を調節することにしました。
母乳が一番良く出る時間帯は午前2時〜3時、2番目に良く出る時間帯は22時〜23時と午前6時〜7時が同率2位と聞き、一番良く出る時間帯の午前2時〜3時の間は母乳のみにして、その前の22時〜23時の授乳は次の午前2時〜3時の授乳時間に自然に起きれるように母乳後の足しミルクを減らしてみることにしました。
ミルクの量は今まで通り1日約300mlをキープして、ミルクを飲ませる時間帯を工夫することになりました。まとめると↓です。
- 授乳回数 10回(左右合計で10分〜15分、1回の授乳で左右を2往復〜3往復)
- ミルク量 1日約300ml(回数や一回のミルク量は調整して、1日約300mlをキープできればOK 1回で子どもが飲まない時は無理に飲ませなくてOK)
- 母乳の良く出る時間帯 22時〜23時は母乳+ミルク調整、2時〜3時は母乳のみ、6時〜7時は母乳+ミルク調整
次の体重の評価は1週間から10日の間に行った方が良いとのことで、それまではこのやり方でやってみることにしました。
信頼できる助産師さん
今回の健康相談は助産院を開業されているベテラン助産師さんでした。
赤ちゃん訪問も産後ケアのショートステイも今回の健康相談も全て地域の産後ケア事業を利用させていただいておりました。
各産後ケア事業を利用した際には利用したところから報告が上がるようになっていてケア内容は情報共有されるようになっているようなのですが、制度の都合上、毎回違う助産師さんが担当されることもあり、うまく情報共有されていなかったようで、今回ちょっとした誤解や行き違いがありました…
その中で私が責められているように感じてしまって涙が止まらなくなる場面がありました。相談に行かなければよかったと感じてしまうことも…
自分から今までの経緯など詳しく説明したところ、誤解は解けて丁重に謝罪いただいたのですが、母乳育児相談など継続フォローが必要なものは単発で色々な助産師さんにお話を聞くより信頼できる助産師さんに継続して相談した方がいいなと感じました。
今回の助産師さんはちょっとした行き違いこそありましたが、説明してくださる内容に裏付けとなるエビデンスを見せてくれながら話して下さったので、とても論理的で納得できる内容でわかりやすかったです。
今回の無料相談だけでの相談になるかもしれないのに単発の相談としてではなく、ちゃんと膝を突き合わせて今後のプランまで一緒に考えて下さって本当にありがたかったです。
厳しいところもありますが、愛のある方でとても信頼できる方だと思いました。
結果的にこの相談会には参加してよかったです。母乳育児相談って最初から助産院の門を叩くのってちょっとハードルが高いと思っていたので、地域の無料相談を利用させてもらえて本当によかったです。
今回の助産師さんが開業されている助産院は地域の産後ケアの乳房ケアでも利用できるとのことだったので、私は継続してお願いすることにしました。
産後ケア事業は利用回数に制限はあるけれど、割安で利用させてもらえるのでちょっと試してみたい方にも経済的に負担が少ないので安心です。
どこの地域でも産後ケア事業はあると思うので、気になる方はぜひ各市町村に問い合わせしてみてくださいね^^
助産師さんもたくさんいらっしゃるので、合う合わないもあるのかもしれませんが、信頼できる助産師さんに出会えることを願っています☆
そんなこんなで信頼できる助産師さんに出会えて、アドバイスをいただきながら進めていくことになりました。その3に続く
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