みなさんこんにちは!
山形県在住のひびのいとです。
突然ですが、山形の郷土料理・芋煮(いもに)はご存じですか?
全国的にはあまり知られていませんが、、
山形の芋煮…想像以上に絶品です!
いも?芋…
そんなに好きじゃないし…
名前こそ「芋煮」ですが、芋より牛肉とお出汁のバランスが最高なんです!!
もちろん芋も美味しいですよ!
山形では秋になると川原で「芋煮会」が定番なんです^^
芋煮会は家族や友人、職場の仲間など十数人くらいでわりと気軽に行います。
芋煮会の季節には、山形のスーパーでは芋煮会用の大きな鍋などの道具もレンタルできるし、材料もセット販売しています。
手軽に芋煮会ができますよ!
また、山形の一大イベント「日本一の芋煮会フェスティバル」は、毎年秋に山形市馬見ヶ崎河川敷で開催され、なんと直径6.5mの大鍋で移動式クレーン仕様の重機を使って約30,000食分の芋煮を作っています!
重機は分解洗浄され、食べても大丈夫な食用油が使用されているので安心です。
「日本一の芋煮会フェスティバル」には県内外から多くの人が集まり、今ではすっかり山形の秋の風物詩となっています。
「芋煮」と聞くと、秋に外で食べるイメージかもしれませんが、、
実は山形県民…家でも作りますし、秋だけではなく1年中食べます^^
山形に行けないけど、芋煮を食べてみたい!!
山形の芋煮をうちでも作ってみたい!!
そんな方には必見!
今回はおうちで簡単に作れる我が家の山形芋煮の作り方をお伝えします^^
味マルジュウというだし醤油を使うので、めんどうな下準備や複雑な味付けはなくて、カンタンですよ!
それではいきましょう!
すぐ作りたい方は目次から材料と作り方に飛んでくださいね!
山形芋煮の種類
一言で山形芋煮と言っても、山形芋煮には2種類あるんです。
山形県の内陸では牛肉を使った醤油味の芋煮で、山形県の日本海側の庄内地方では豚肉を使った味噌味の芋煮で、まったく違う味付けなんです。
同じ山形県内で、同じ「芋煮」という郷土料理の名前なのに?
内陸では古くから牛肉を食べる文化が根付いていたため、芋煮にも牛肉が使用され、
一方、庄内では明治時代から養豚に力を入れていたため、芋煮にも豚肉が使用されるようになりました。
今回は「日本一の芋煮会フェスティバル」と同じ、内陸の牛肉を使った醤油味の芋煮の作り方をお伝えします。
味マルジュウを使うメリット
我が家の芋煮は味マルジュウを使って作ります。
味マルジュウとは、山形県山形市の醸造元「丸十大屋」のだし醤油です。
日本全国から集めた厳選素材から丁寧に抽出された一番ダシを使用して作られています。
芋煮の牛肉の甘みや旨味が味マルジュウの醤油によく合うんです!
味マルジュウを使うとおうちでも手間なく簡単に美味しい芋煮が作れますよ。
味マルジュウを使うデメリット
味マルジュウで芋煮を作ると、人によっては味が濃い・しょっぱいと感じる方もいます。
初めて作る時は味見しながら、好みの濃さになるように作ってみてください。
山形市近辺では味マルジュウを使って芋煮を作る家庭が多いですが、
米沢辺りだと味マルジュウの代わりにうまいたれを使う家庭も多いですね。
味マルジュウだとしょっぱいな…と感じる方はうまいたれを使った芋煮も美味しいので、ぜひ食べ比べしてみてくださいね^^
味マルジュウを買っても量が多くて、芋煮だけじゃ使いきれないよ…
味マルジュウはだし醤油なので、他の煮物に使ってもいいし、うどんやそばのつゆにも使えますよ。
個人的には味マルジュウで卵かけご飯が一番のお気に入りです♪
それでは、味マルジュウを使って内陸の醤油味の山形芋煮を作ってみましょう!
芋煮・〆カレーうどんの材料
材料はこちら!
芋煮の材料 | 〆カレーうどんの材料 |
牛バラ肉 500g 里芋 300g〜400g 板こんにゃく(白) 1枚 ねぎ 2本 水 1500cc 味マルジュウ 150cc 砂糖 大さじ1.5 酒 大さじ1.5 | 玉うどん2玉〜3玉 カレールー3ブロックくらい |
直径27cm深型フライパンで作れます!
牛バラ肉 500g
できれば国産牛がおすすめです。山形のブランド牛、米沢牛や山形牛もおすすめですよ!
少し脂身が多いお肉の方が煮込むと旨味がでて美味しくできます
牛バラ肉はすでにカットされているならそのまま使って、長い時は8cmくらいになるように切っておいてください。
里芋 300g〜400g
山形では写真のような皮をむいた洗い里芋が売っていて、切って煮るだけなので、簡単にできるんです。
冷凍の里芋でも大丈夫ですよ!
里芋は直径3cmくらいになるように切っておいてください。
板こんにゃく(白) 1枚
こんにゃくは味が染み込みやすいように手で一口大にちぎって洗っておきましょう。
手でちぎることに抵抗がある人は、スプーンでこんにゃくを削り切っても大丈夫です。
ねぎ 2本
ねぎは幅1cmくらいの斜め切りにします。
ねぎの青い部分も使いましょう!
水 1500cc、味マルジュウ 150cc、砂糖と酒 大さじ1.5ずつ
大体で大丈夫です!味マルジュウと水の割合が1:10になるように作ると出来上がりがちょうど良いです^^
味マルジュウは好みに応じて味見しながら量を調整しましょう!
砂糖と酒は同じくらい入れる感じで、きっちり測らなくても大体で大丈夫ですよ!
〆カレーうどんの材料
玉うどん2玉〜3玉とカレールー3ブロックくらい
うどんは冷凍うどんでも3玉100円くらいのうどんでも何でも大丈夫です!
電子レンジで温められるうどんだと早くできて便利ですよ
カレールーは好みにもよりますが、あまり辛すぎないものがおすすめです。
我が家ではこくまろの中辛を使っています。
カレールーは、1箱の半分パック(4ブロック)のうち3ブロックくらいを使うとちょうど良いカレーつゆができあがる感じです。
芋煮の作り方
①鍋に水と里芋を入れ、中火で柔らかくなるまで煮る
アクが出るのでお玉ですくい取りながら煮る。
里芋は水から煮てくださいね!
我が家では沸騰してから弱めの中火で20〜25分くらい煮ています。
②味マルジュウ・砂糖・酒とこんにゃく・牛バラ肉を入れる
煮えてくると、良い香りがしてきますよ〜
③牛バラ肉に火が通ったら、ねぎを入れて一煮立ちさせたら出来上がり!
ねぎは煮すぎない方が風味が良くなります。
〆カレーうどんの作り方
- 芋煮の残り汁にカレールーを入れて溶かす
- ルーが溶けたら中火で温める
- うどんの袋に切れ目を入れて、電子レンジ600wで2分温めたら、鍋にうどんを入れて馴染ませて完成!
芋煮を美味しく作る3つのコツ
①肉多め!大きめカット
我が家の芋煮は何と言っても「肉多め!大きめカット」ですね。
肉を8cmくらいの大きめに切っておくと、食べる時に肉の旨味が口いっぱいに広がるんです!
切る手間も軽減できて、一石二鳥♪
②板こんにゃくは手でちぎる
板こんにゃくはよく味が染み込むように手でちぎって入れています。
抵抗ある方はスプーンでちぎっても大丈夫ですよ!
こんにゃくの断面がでこぼこしている方が味が入りやすいです。
③里芋は水から煮る!ねぎは煮すぎない!
里芋は水から煮るとパサパサになりにくく、しっとり柔らかな食感に出来上がりますよ。
ねぎは煮すぎないようにしています。
食感と風味が良くなりますよ〜
まとめ:味マルジュウで簡単!山形芋煮レシピ
今回は味マルジュウを使った内陸風の醤油味の芋煮レシピを紹介しました。
いかがでしたか?
味マルジュウを使ってみたいと思った方!お取り寄せできます!
醤油味の芋煮は、味マルジュウの代わりにうまいたれや味どうらくを使っても美味しくできますよ!
ぜひ食べ比べしてみてください^^
おうちでも簡単に芋煮を作れるので、ぜひ作ってみてくださいね!
本場の味で芋煮を食べてみたい!と思われた方!!
ぜひ山形に遊びに来てください^^
川原で食べる芋煮!
最高です!(笑)
「日本一の芋煮会フェスティバル」に参加して、本場の味を楽しんでくださいね!
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