みなさんこんにちは!ひびのいとです。
出産後すぐに始まる授乳…
うまくできない とか 赤ちゃんの体重はきちんと増えているのか不安 とか心配なことが多いですよね。。
少し経ってやっと授乳がうまくできるようになったと思ったら、体重の増え方が多すぎるとか少なすぎるとか…
良くも悪くも平均の数値に囚われすぎて、また授乳に自信が持てなくなるという悪循環…
私も子どもの体重の増え方が安定せず、たくさん悩みました。。
その他にも母乳育児は十人十色で、悩みもさまざまですよね。
混合で体重増えすぎ!飲ませすぎ!と指摘されたけど、
具体的にどう対応したらいいのかわからない…
混合だけど、できることなら母乳のみで育てたい
混合で毎回母乳+足しミルクだけど、哺乳瓶洗いの負担が大きくて…
負担を減らしたいけど、どうしたらいいかわからない…
そんなお悩みを持っている方!
今回は私が実際に体験した混合から完母への切替の過程で行ったミルクの減らし方についてお伝えしたいと思います。
同時に混合の授乳方法も変えたのでその方法もお伝えします!
私の体験談は数多くある体験のひとつとして、同じように悩んでいるママさんの参考に少しでもなれば嬉しいです。
下記では当時の様子や抱えていた悩みなどセキララに綴っています。
具体的な数字など詳しく知りたい方は今回の記事と合わせて見てみてくださいね。
完母?混合とは?授乳方法の違い
これまですでに略称できましたが…^^;
完母は完全母乳のことで、授乳方法は母乳のみです。
混合とは混合栄養の略で、母乳とミルクの両方で授乳します。
母乳とミルクの割合ややり方は問わず、両方で授乳していれば混合となります。
やり方は主に ①毎回母乳+足しミルクのセット、②母乳の回は母乳だけ、ミルクの回はミルクだけ の2通りです。
私の場合は最初は①の母乳+足しミルクのセットでしたが、②に変更しました!
ちなみに、ミルクのみで授乳の場合は完全ミルク(完ミ)となります。
混合から完母へ!ミルクの減らし方
出産後から1ヶ月健診までは子どもの体重の増え方が平均より少なかったため、毎回母乳+足しミルクのセットで授乳していました。
しかし、生後2ヶ月頃の赤ちゃん訪問の時に突如「体重増えすぎ!」と指摘を受け、母乳だけで育てられるなら完母にしたいと思い、ミルクを減らしていくことにしました。
紆余曲折ありながらも信頼できる助産師さんに出会い、その助産師さんと一緒に経過を見ながらミルクを減らしていきました。
注意点も踏まえ、ひとつずつ詳しく解説します。
①赤ちゃんの体重を測る
現状を知るために、まずは赤ちゃんの体重を測ります。
母子手帳の成長曲線グラフにも点を記入しておきましょう。今後の経過がよりわかりやすくなりますよ。
出典:たまひよ
今回測った体重から前回の体重を引いて、経過日数で割り、1日当たりの体重増加量を出します。
②減らすミルクの量を決める
助産師さんは出産後からの体重推移や月齢に対応する体重と1日当たりの体重増加量のバランスをみてくれるので、助産師さんと相談しながら、減らすミルクの量を決めます。
急激にミルクを減らしてしまわないように注意が必要です。助産師さんと相談して無理のない範囲のミルク量にしてくださいね。
③母乳を測定して、減らすミルクの量に対し何回母乳を増やすか決める
これは母乳を搾乳して測るのではなく、授乳前と授乳後の赤ちゃんの体重を測って増加量を1回の母乳量とみなします。
減らすミルク量を先ほど測った1回の母乳量で割り、1日の母乳回数を何回増やすか助産師さんと相談して決めましょう。
平均的な1日当たりの体重増加量を維持しながらミルクを母乳に置き換えることが目標です。
さらっと上に一文で書きましたが、これって結構むずかしいんです。。
最初は体重の増減が予想通り進むか予測しきれないので、何回も微調整が必要になるかもしれないと思っていた方が良いかもしれません。
「この微調整が助産師としての腕の見せ所」と助産師さんがおっしゃっていました^^
④赤ちゃんの様子を見ながら7日〜10日ほど過ごす
次の体重評価は7日〜10日ほど経った日に設定するようにしましょう。
あまり早すぎても体重の一時的な増減の可能性もあるし、遅すぎると調整が必要だった場合に対応が遅れてしまう可能性があるからです。
次の体重評価の日まで赤ちゃんのおしっこやうんちの回数と吐き戻ししていないかなど 注意深く様子をみながら過ごしましょう。
何か気になることがあったら、すぐ助産師さんに連絡が取れるように連絡先を交換しておくと安心ですよ
⑤再び、赤ちゃんの体重を測り軌道修正しながら②〜⑤を繰り返す
ミルク量を減らし母乳の回数を増やして7日〜10日ほど過ごしたら、再び赤ちゃんの体重を測り、1日当たりの体重の増加量を確認しましょう。
1日の体重増加量や体重の推移を確認して、助産師さんの指導のもと微調整しながら②〜⑤を繰り返してミルクを母乳に置き換えていきます。
混合から完母への切替は赤ちゃんだけではなく、ママさんの負担も大きくなる可能性があります。
その場合は率直に助産師さんに相談し、やり方を変えたりして無理のない母乳育児を目指しましょう!
母乳の回数が増えると身体を休ませる時間が少なくなって、かなりしんどかったです。。
実際に私はつらすぎて、授乳方法を変えました。。
毎回母乳+足しミルクでしたが、母乳の回とミルクの回に分け、哺乳瓶洗いの負担を軽減し少しでも身体を休める時間を作るようにしました。
母乳+足しミルクのセットから母乳の回とミルクの回への分け方
助産師さんに「毎回の母乳+足しミルクで、さらに母乳の回数を増やすことは私には負担が大きすぎてつらい…」と相談し、母乳の回とミルクの回を分けることにしました。
母乳の回とミルクの回の分け方をまとめると…
赤ちゃんの1回分のミルク量は、ミルク缶に記載させている月齢と基準体重、1回当たりの調乳量の目安を参考にするのもいいですね^^
私の場合は、一度にたくさんの量のミルクを飲ませたことがなかったので、赤ちゃんの予想の胃の容量よりも少なめから始めました。
慣れてきてから、少しずつミルクの量を増やしていきました。
単独ミルク回を作ることで、かなり楽になってありがたかったです!
混合から完母への切替の大変さを痛感し、本当に完母にしたいのかな?と思うようになっていました。
完母と混合 メリット・デメリット
ミルクをさらに母乳に切り替えていくことを考えると、必然的に母乳の回数を増やさなくてはならない…
そうなると、また寝不足の日々がくる…つらいな…
母乳だけで育てられるなら完母がいいって安易に考えていたな…
そんな風に考えてしまい、完母と混合のメリット・デメリットを把握して、本当に完母にしたいのか総合的に判断することにしました。
完母のメリット・デメリット
完母にしたいって感覚的に思っていたけど、実際に自分にとってどんなメリット・デメリットがあるのかまとめてみました。
完母のメリット | 完母のデメリット |
・経済的 ・免疫力を高めてくれる ・授乳に準備するものが少なくて楽 ・子どもが泣いてもすぐにあげられる …など | ・どのくらい量を飲んだのか把握しづらい ・母親しか母乳をあげられないので、子どもを預けにくい ・お出かけの時など授乳室を探す手間がかかる ・子どもが哺乳瓶を受け付けなくなる可能性がある …など |
私にとっては完母のメリットもデメリットもどちらも大きいな…
混合のメリット・デメリット
次に混合のメリット・デメリットです。
混合というよりミルクのメリット・デメリットの面が強いかもしれませんね^^;
混合・ミルクのメリット | 混合・ミルクのデメリット |
・ミルクは飲んだ量が把握しやすい ・ミルクは母乳よりもビタミンDが多く含まれている ・ミルクの方が腹持ちが良い ・母親でなくてもミルクは授乳できるので、子ども預ける時にも安心 ・混合なら普段は母乳でお出かけの時はミルクにしたりできるので便利 ・災害時などでミルクを飲ませないといけない場合にもミルクを飲み慣れているので安心 ・祖父母や家族でも授乳できるので、ミルク授乳をお願いすると祖父母や家族が喜ぶ …など | ・ミルクにお金がかかる ・哺乳瓶の洗浄や消毒に手間がかかる ・ミルクが冷めるまで、子どもが泣いててもすぐにあげられない ・ミルク缶は開けたら1ヶ月以内に使い切らないといけない …など |
混合は母乳とミルクのいいとこ取りができるので、私にとっては混合のメリットが大きいな
これからさらに完母に近づけていく時の身体的・精神的負担と完母と混合のメリット・デメリットを家族で話し合い、私たち家族は「単独ミルク回は1日2回でその他は母乳」というスタイルの混合で育児を進めることにしました。
完母にはならなかったけど、無理のない母乳育児になって私たち家族は満足です
【まとめ】道のりは険しい?!混合から完母への道 〜ミルクの減らし方〜
混合から完母への道のりは…
私にはとても険しかったです。あくまでも「私の場合は」ですが^^;
母乳を増やそうとすると子どもが嫌がったり、私の負担も大きくなったりして、
なかなか思うように進みませんでした。。
完母にはならなかったけど、混合の授乳のやり方を母乳の回とミルクの回に分けられて育児が楽になったので良かったです。
では、ミルクの減らし方と混合の母乳+足しミルクのセットを母乳の回とミルクの回に分けるやり方をまとめます。
不安なことがあったら、すぐ助産師さんへ相談してくださいね!
母乳育児は人によって全然違うので、私の体験談は参考程度にしていただけると嬉しいです^^
ちなみに私は市町村の産後ケア事業を利用して、相談だけではなく乳房ケアも含めて利用者の負担金は全部で3000円くらいでした。
産後ケア事業で信頼できる助産師さんに出会えてよかったです。
どこの地域の産後ケア事業でもいろんなママさん・ご家族の様々な悩みに対応できるよう体制を整えてくれているので、何か悩みや心配事があったらお住まいの市町村の産後ケア事業に相談してみてくださいね。
ママさんやご家族のお悩みや心配事が早く解消されることを願っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました^^
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